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ルビーについて

数ある宝石の中でも、情熱的な赤い輝きが魅力のルビー。
ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドは宝石の中でも、「貴石=美しく価値の高い石」と呼ばれ、特に価値のあるものとされています。
その美しさ、希少性、神秘に包まれた古い歴史をもつ貴石として、ルビーは多くの人たちを魅了してきました。

■ 「赤色の宝石」=ルビー

ルビーは、ラテン語の赤色を意味する「ルベウス」が名前の由来。
日本名では紅玉(こうぎょく)と呼ばれ、インドでは古代より「ラトラナジュ」=宝石の王者と呼ばれてきました。
現代においても「赤い宝石」といえばルビーの名が挙りますが、鑑別方法が確立されていなかった昔は、赤い宝石はすべてルビーとされていました。熱血なイメージで生命力を感じさせるルビーは、戦いの神とされた軍神マルスが宿る宝石とも言われ、権力や富を表していました。
そのため、王や法王、皇帝たちが王冠など身につけていた宝石は赤色が多く、古代より多くの人たちを幻惑し続けてきました。

そもそもルビーはサファイヤと同じ「コランダム」という鉱物ですが、1%程度の微量の酸化クロムが含まれることによって、赤色に発色します。
この酸化クロムの量がとても重要で0.1%以下になると、ルビーとしては認められず、ピンクサファイヤとして鑑別されます。逆に多すぎると工業用の鉱物となりほとんど宝石としての価値も無くなってしまいます。

そのため、古代の人たちがルビーとしていた赤い宝石の中には、実はスピネルやガーネットだったものもあります。
たとえば、大英帝国王冠の中央に堂々と鎮座するブラックプリンスルビー(黒太子のルビー)は、
実は赤い「スピネル」だった、というのは有名な話です

また原産地によって、ルビーの赤も変わります。

・ピジョン・ブラッド
ミャンマーで産出されることが多い「ピジョン・ブラッド」は、不純物が少ない最高級のルビーです。
鮮やかな深紅は、内側から妖気な光を醸し出します。さらに紫外線に対して発光する性質があります。

・ビーフ・ブラッド
多くの人がイメージする、黒みを帯びたルビーはおそらくビーフ・ブラッドではないでしょうか。
主にタイで産出され、ピジョン・ブラッドより透明度は落ちますが、深みのある色合いは非常に味わい深いものです。

・チェリーピンク
スリランカ産の明るい色合いは、透明度も高いのが特徴です。

ルビー
ルビー

■ ルビーの不思議な力

古くから身を守る石として伝えられていたルビーは、インドでは秘薬として用いられ、その効能の中には「風邪と肝臓の治療に効果的」とサンスクリット語の古書に示されていました。
7月の誕生石でもあるルビーには、「情熱」「勇気」「仁愛」「威厳」などの宝石言葉もあり、身につけた人を魅了的に輝かせ、恋や仕事に向かう勇気、愛の願いを叶える宝石としても有名です。

ルビー
ルビー

■ ルビーの希少性

宝石は限りある資源です。ルビーはダイヤモンドより希少性があり、現在ではアフガニスタンやミャンマーなどのわずかな鉱山からしか採掘されていません。
なかでも、「ナチュラルルビー」と呼ばれる熱処理をしていないルビーはその数がとても少なく、たいへん希少とされています。
硬度10のダイヤモンドの次に硬い硬度9のルビーは丈夫な宝石のひとつです。そんな丈夫なルビーは様々な形や大きさにカットされ、どんな種類のジュエリーにも適しています。

酸化クロムによって発色するルビーは、何百万年もかけて地中深くで形成されます。
他の影響を受けずに結晶化することはめったになく、多くの小さな不純物(インクルージョン、内包物)はルビーの構造上の特徴とも言えます。
色、インクルージョン、輝きすべてが完璧なルビーはとても希少です。
ルビーの高貴な赤は如何なる光の中でも深紅の輝きを失わないので、シンプルなコーディネートに華やかさを加えてくれるアイテムです。
どの宝石にも言えることではありますが、出会ったルビーのジュエリーに運命を感じたら、迷わず手に入れることをおすすめします。

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