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エメラルドの特徴と歴史| クレオパトラを虜にした神秘的な美しさ

美しいグリーンの輝きで知られる5月の誕生石エメラルド。
エメラルドは「ベリル」という鉱物の中の1つの宝石名で、アクアマリンやモルガナイトもベリルの宝石の1種です。
歴史上の伝説や逸話も多く残っていて、古くから人々を惹きつける神秘的な宝石。
「幸福」「結婚」などの意味を持つと言われ、ヒーリング効果があるとされています。

■ エメラルドの特徴

エメラルドは、その内部にキズのような内包物(インクルージョン)が多く、これは地中奥深くで結晶生成時に生じるものなので天然の証にもなっています。
もちろん、内包物が少ないエメラルドも存在しますが、とても価値が高く、透明度が高く明るい濃い緑色のものほど高価です。
天然のエメラルドはほとんど内包物が多く入っているので、これらを樹脂やオイルに浸して傷を隠す処理が一般的で、このような処理をおこなった石を「天然」とすることが認められています。
この処理は、内包物を見えにくくするだけでなく、内包物による割れやすさを回避し耐久性をアップさせる効果もあります。
稀に、処理を行っていない天然で内包物の少ないエメラルドは「無処理」や「ノンオイル」と記載されることがありますが、このような記載が無い場合のほとんどは処理済のエメラルドと考えられます。
衝撃に弱いことからジュエリー製作も困難で、セッティング中に割れてしまうことがあり、熟練の職人でも苦労します。

K18エメラルドネックレスの画像
メインストーンのエメラルドをメレダイヤで取り巻いたK18ネックレスの画像

■ 人々を惹きつけるエメラルドの歴史

エメラルドの語源は、「緑色の宝石」を意味するギリシャ語「smaragdos(スマラグドス)」で、次第に発音が変化して現在の「emerald」になりました。
エメラルドの最大の魅力は「エメラルドグリーン」と言われるその美しい緑色です。
その神秘的な美しさゆえに、昔から人々に愛されているエメラルドは、古代ローマや古代ギリシャで「ヴィーナスに捧げる宝石」として崇拝されていました。
アレキサンダー大王は戦いのときには必ず、自分の守護石として大粒のエメラルドを身に着けていたと言われています。

絶世の美女と謳われる古代エジプトの女王クレオパトラもエメラルドを愛用していたことは有名です。
エメラルドジュエリーで着飾るだけではなく、粉末にしたエメラルドをアイシャドウにして化粧にも使用していました。
美しいグリーンの魅力に取りつかれたクレオパトラのエメラルド愛は、自身の名を付けたエメラルド鉱山「クレオパトラ鉱山」を所有していたほど。 この鉱山は、1818年にフランス人によって発見され実在が証明されています。
一説では、クレオパトラは実は美女では無かったという話もあります。 もしかしたら、エメラルドの力で魅力をアップさせ、男性を虜にしていったのかもしれません。

シンプルなエメラルドネックレスは重ね付けすると華やか
神秘的なエメラルドジュエリーでコーディネート

■ エメラルドカット

内包物が多く割れやすいエメラルドのために考えられたのがエメラルドカットです。
エメラルドの原石は六角柱の形をしていますので、六角柱からなるべく効率的にカットでき、さらに角を少なくして欠けにくくするためにこのカットが生まれました。
広いテーブル面と、その周りの階段状のカットが特徴的です。
ダイヤモンドのブリリアントカットのような光の反射に着目した形状ではなく、エメラルドの美しい緑色を引き立てる形状です。
ラウンドカットや、表面がなめらかなカボションカットが施されることもありますが、昔からの代表的なカットはエメラルドカットが用いられます。

エメラルドカット

■ エメラルドのお手入れ

お手入れのための超音波洗浄機には不向きで、超音波洗浄機にかけるとオイルが抜けてしまい傷が見えてしまったり耐久性が弱くなってしまう原因になります。
専用クロス等、柔らかい布で小まめに拭いてケアしましょう。
オイル処理がしてあり、割れやすいという特性上、他の宝石以上に丁寧に扱うことが必要です。

日常に気を付けるべきポイントは大きく3つです。  

お湯につけない

内包物に浸したオイルが溶ける原因となります。手を洗うときや料理の際などはエメラルドリングを外してください。  

乾燥する場所に保管しない

内包物に浸したオイルが蒸発する原因となります。暖房の風や照明が当たる場所などは避けて保管してください。  

衝撃を与えない

力仕事・スポーツ・就寝時等、衝撃が加わる可能性がある場合は外してください
扱いに注意が必要ですが、比類ない美しいグリーンが魅力的なエメラルド。
大切にケアしながら、クレオパトラのようにエメラルドの美しさとパワーを味方につけましょう。

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